国際学会をはじめとする学術空間にあっては、いわば世界標準のもとでの競争や協働が一般化しつつある状況の中、人文学・社会科学の様々な分野における諸外国との協働を推進するため、国際共同研究を実施し、国際的なネットワークの構築による海外の研究者との対話やグローバルな成果発信を目指す「グローバル展開プログラム」の公募を行います。
受給できる金額、対象期間は以下の通りです。
研究期間を通した総額で3,000万円まで(各会計年度で1,000万円まで)
(注)事務管理費(研究の実施に伴い研究機関において必要となる管理的経費)を、各年度の申請額の10%を上限に、申請額の内数で計上することができます。
国内の大学及び大学共同利用機関、短期大学、高等専門学校、文部科学省の施設等機関、独立行政法人研究機関、公設試験研究機関、公益法人など科学研究費補助金取扱規程(文部省告示)第2条に規定される研究機関
府省共通研究開発システム(e-Rad)により申請。
申請に必要な書類(研究提案書)
研究提案書は、以下の2つから構成されます。
1) e-Radに直接入力する応募情報(研究テーマ名や研究代表者名等の基本情報)
2) 所定の様式により作成する提案内容ファイル(研究目的や、研究計画等)
所定の様式は、e-Radポータルサイト(http://www.e-rad.go.jp)又は日本学術振興会のホームページ(http://www.jsps.go.jp/global/koubo.html)にて、ダウンロードしてください。
対象となる研究テーマ
@ 国際的なネットワークの構築の促進が期待できる研究
A グローバル化が図られている分野において国際的に高いリーダーシップの発揮が期待できる研究、又はグローバル化を図ることで新たな展開が期待できる研究
B 若手研究者(博士課程(後期)学生及びポストドクター等を含む)が海外の研究環境の中で協働する予定のある研究
C 研究期間終了後に英語もしくは相手国の言語等による研究成果の刊行並びに国際的な普及を図る予定のある研究
<課題(研究領域)A>
科学についてのコミュニケーション及び意思決定の国際的な整合的発展
<課題(研究領域)B>
家族制度と男女共同参画に関する国際比較
<課題(研究領域)C>
日本企業のコーポレート・ガバナンスに関するグローバルな発信
独立行政法人日本学術振興会